国連の提唱する労働環境の改善、児童労働の禁止、環境問題への取り組みなどを企業が社会的責任として実践するための活動です。
1999年、世界経済フォーラム(通称ダボス会議)においてアナン国連事務総長の呼びかけにより発足し、全国70ヶ国から1700余社が参加しています。
坂口電熱は日本で11番目の参加企業です。 GC参加企業はGC10原則を支持し、企業戦略、企業文化、また日常業務の中に取り込まれ、よりよい企業市民としての経営を目指しています。
GCの人権、労働基準、環境の3分野に関する原則は以下の3つの世界的に確立された合意に基づくものです。
10原則は以下の通りです。
人権
労働基準
環境
腐敗防止
当社は、2003年12月からグローバル・コンパクト(GC)に参加し、その10原則を 支持しています。
特に「環境」においては、当社のISO14001環境方針の基本理念にも「環境と経営の調和を図り、環境に優しい高効率でクリーンなエネルギー変換技術を駆使した製品を広く世界に提供し、社業を通して国家社会の進化発展と人類の安心平和幸福の実現に貢献します」と謳っており、環境に配慮した製品の開発に積極的に取り組んでいます。廃棄物処理装置などのように、ダイオキシン対策や、地球環境を汚さない製品の開発を推進する仕組みを 設け、実施しています。
アナン国連事務総長が議長となり、世界各国のGCに参加している企業、政府、NGO合わせて約500名が参加しました。GCというイニシアチブの進捗状況を審査し、今後の道のりを明らかにするために討議を行いました。(詳しくは国連広報センターホームページをご参 照ください。)
(2004年6月24日 於:NY国連本部)
国連本部ロビーに、「Mother Earth」という名の銅の彫刻があります。それは乳飲み子を抱えて地面にぺたんと座った母の像です。想像してみてください。ミイラのように干からびた銅色のその腕の中で、干からびた乳飲み子が、干からびた乳房をくわえている・・・・
Mother Earth(母なる大地)は、人類に搾り取られるだけ搾り取られながらも尚、必死に生き続け、まだ与えようとしている・・・・そんなメッセージを感じ、これが国連本部ロビーに存在する意義深さに、心を打たれました。
同時に、GCを着実に成果のあるものにしていくには、人の痛みを、自分のものとして感じられるような「想像力」が必要だ・・・・と、痛感しました。かつて読んだ「無関心は長期的には弾丸と同じように確実に人を殺すものである(『赤十字の諸原則』ジャン・S・ピクテ著より)」という言葉が蘇りました。「人権」「労働基準」「環境」「腐敗」は、身近な課題です。「Mother Earth」を守るのは、一人一人の日々の仕事や生活、心遣いのあり方に違いないのです。GCはそのために企業、NGO、政府を巻き込んだ全世界共通の指標として、大きな意味を持っていると思います。
また、会議で触れ合った世界のCEOは、optimistic(楽天家)であり、同時にrealistic(現実主義)であり、GC取り組みへの強い情熱を感じました。
あるCEOが言った、「2015年にはGCは解散しているだろう。なぜならそのころには世界の全企業、政府、NGOがGCに参加し、貧困や飢餓は撲滅し、戦争が過去のものとなっているからだ。」 という世界を実現させるために、できることから実践していきたいと思いました。